現在、上野ミュージアムウィークの真っ只中で、上野地区にある博物館や美術館などで記念イベントが実施されています。
「国際子ども図書館」では記念イベントのガイドツアーを行っている日があり、14時から1時間ガイドさんが案内してくれます。
前回は2Fレンガ棟までナビゲーションしました。
今回はアーチ棟の方も案内してもらいました。
アーチ棟は中庭を挟んで見えるアート型の綺麗な建物です。本は約65万冊収蔵されています。
緩やかに弧を描くデザインは、本をめくるようなイメージで設計されたそうです。
案内していただいたのはアーチ棟2Fにある「児童書研究資料室」で、児童書の調査研究のための資料室です。
残念ながら入室には一定の手続きが必要とのことなので、今回は入口前までしか行けませんでした(><)
その後は普段は入ることができない「書庫」の中を案内してもらいました!
本を劣化させないように厳重に管理されています。
部屋は気温22度、湿度55%で保たれているそうです。
万が一火災が発生した際には、窒素ガスにより消し止めるとのことです。
中は病院のカルテ室のように、可動式の本棚でいっぱいでした。
レンガ棟の書庫には約40万冊の本が収蔵されているそうです。
ちなみにアーチ棟の地下にも書庫があり、そちらには約65万冊の本が収蔵されています。
レンガ棟3Fに登ると「本のミュージアム」さまざまなテーマで児童書に関する展示会を開催する部屋となっています。
この部屋では、レンガ棟建物の構造体に使われている100年以上前の赤レンガを見ることができます。
現在は「絵本で知る世界の国々-IFLAからのおくりもの」展が5月31日まで開催されています。
世界中の絵本がありますので、興味のある方は行ってみてくださいね!
3Fにはもう一つ大きな部屋の「ホール」があり音楽会や各種催しを行うスペースとなっています。
これまでガイドさんに説明していただいた話も含んだ、帝国図書館時代の図書館用品や図書館の歴史を紹介する展示コーナーもあります。
様々な展示品や
帝国図書館時代の看板や
模型などがあります。
今回初訪問でしたが、「国際子ども図書館」はただの図書館とは全然違います!
深い歴史があり、貴重な建物や貴重な本が収蔵されているので、歴史や本が好きな方には特にオススメです。
ゆっくり見学したら、一日では回り切れないかもしれせんが、興味ある方は行ってみてくださいね~(⌒ー⌒)ノ
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