NHK大河ドラマ龍馬伝で注目された、不忍池のほとりにある旧岩崎邸庭園のガイドツアーに参加していきました。
今回は和館からナビゲーションします。
撞球室からは一旦庭園を出て正面から入館します。
洋館から通路を通ると一気に和の雰囲気に変貌します。
和館は書院造を基調とした和風建築です。
天井は高いのですが、途中低めの位置に柱を設けています。
これは武士文化の名残で、剣を振り回さないようにしてあるそうです。
よく見るとあちらこちらに菱形が設けられています。
三菱財閥だけあって、菱形にこだわりを持っていたようです。
菱形のモノはあちこちあるので探して見るもの楽しいですよ!
生活の場としては和館が使用されていましたが、今は大広間、次の間、三の間の3室と、茶室(待合室)、渡り廊下、便所しか残っていません。
大広間は主に岩崎家の行事に使用されていました。
当時は550坪に達する大邸宅でしたが、ほとんどが取り壊されました。
当時の無知な役人が、この周辺を再開発をするために取り壊したとのことです。
岩崎久彌が実際に住んでいた建物も今はありません。
もし残っていれば、どういった生活をしていたのか解明できた貴重な建築物でした。
これを説明していただいた、ガイドさんの悲しい表情が印象的でした。
何年もかけて研究して歴史が解明されていくのに、取り壊すなんて酷いことです。
横山大観など有名な画家を何人も指導した、橋本雅邦の作品も展示されています。
広い庭園も少し散歩してみました。
灯籠があちこちに設置されています。
上野公園内にある、おばけ灯籠に匹敵するぐらいの大きな灯籠もありました!
旧岩崎邸庭園は三菱財閥の歴史がわかり、貴重な建築物や家具、物品なども見られ見どころ満載です!
撞球室は月二回程度ガイドツアーをやっているので、その日を狙っていくのがよいかもしれません。
当日の受付順20名限定なので、早めに行って是非見てみてくださいね~(⌒ー⌒)ノ
上野・浅草・日暮里 ブログランキングへ
にほんブログ村